車中泊やキャンプで使えるポータブル電源を探してるんだけど、Jackeryのポータブル電源 240で満足できるかな?
コンパクトなモデルですが、使い方次第では十分使えるポータブル電源だと思います!
「Jackery ポータブル電源 240」は、Jackeryのラインナップの中で一番コンパクトなモデルになります。
重量は約3kgと手のひらサイズで、持ち運びも簡単にでき邪魔になりません。
スマホや消費電力の小さい家電で使用するのであれば、取り回しも楽で使いやすいポータブル電源です。
もちろん、安全性や保証は他のJackery製品と同様。また、別売りのソーラーパネルを用意すると、ソーラー充電もできますので、アウトドアで日中に充電しておくこともできますし、災害時の電力確保にも有効です。
- 1泊2日くらいで使う予定で、コンパクトで取り回しがいいポータブル電源を探している
- 災害対策も兼ねて、小さくてもいいから一台ポータブル電源を持っておきたい
- 大容量のメイン機は持ってるので、サブ機に最適なものを探している
Jackery ポータブル電源 240の特徴
まずは、Jackery ポータブル電源 240の簡単な商品スペックなどをまとめておきます。
スペックは既に知ってるよ!ってひとは飛ばしてください。
製品の性能
容量 | 241.9Wh |
定格出力 | 200W |
瞬間最大出力 | 400W |
動作温度 | -10℃ 〜 40℃ |
サイズ | 230 × 133 × 167 mm |
重量 | 3.1kg |
出力 | AC出力、シガーソケット、USB出力 |
Jackery ポータブル電源 240の注目すべきは重量。
ポータブル電源はどうしても大きいものが多いのですが、Jackery ポータブル電源 240の重さは約3kg。
片手に乗せられるサイズ感で持ち運びが容易です。
また、動作温度が-10℃ 〜 40℃となっています。
ポータブル電源によっては、0℃以下だと動作温度範囲外になってしまうものもあります。
雪中キャンプや冬の車中泊など、0℃を下回る環境で使用されるかたもいるかと思います。
その点、Jackeryのポータブル電源であれば、日本国内のほとんどの環境で使用できるのも安心です。
(-10℃以下の過酷な環境で使用される予定のかたは、これでも不十分かもしれませんが・・・)
使える家電と目安時間
使用機器 | 消費電力例 | 使用時間・回数 |
---|---|---|
スマートフォン充電 | 18W Max(USB出力) | 約14回 |
電気毛布 | 55W(AC出力) | 約4時間 |
車載冷蔵庫 | 60W(シガーソケット出力) | 約19時間 |
1泊2日の車中泊でスマホやカメラのバッテリーなどをを充電しながら、暗くなったらLEDライトを使い、車載冷蔵庫を動かす。そのくらいであれば十分使えるポータブル電源です。
しかし、例えば冬場に電気毛布を使用したい場合、目安の使用時間は約4時間程度ですので、朝にはバッテリー残量が無くなってしまいます。利用する家電製品と利用時間に応じて、もっと大きいポータブル電源の方がよさそうです。
安全性について
- 安全性の高い、高エネルギー円筒型リチウムイオン電池(18650)を使用
- 一般社団法人防災安全協会の定める防災製品等推奨品認証を取得
- 電気用品安全法の基準に適合した電化製品のみに掲載されるPSEマーク取得
- リチウムイオン電池の国際基準の一つである「UN38.3」(国連特別輸送試験)の認証を取得
- BMS(バッテリーマネージメントシステム)にて電圧、温度を適切に管理し、過充電、過放電を防止
ポータブル電源を購入を検討する際に、安全性を重要視されている人は多いと思います。
電気は日常生活で当たり前に使っている一方で、知識がないと事故が怖いと感じるかたも多いと思います。
(私もそのように考える一人です。)
特に、ポータブル電源で使用されることの多いリチウムイオン電池は、小さくて大容量の蓄電ができる一方で、まだ事故のニュースを見かけることがあります。事故が起きると発火、爆発の危険性もあるので、安全な機器を選びたいと思う気持ちはよくわかります。
Jackeryのポータブル電源の場合、安全性が確認できる認証を取得しており、もちろんBMSも搭載されており、電圧、電流、温度の異常は検知して安全に充電を停止するような機能があるので安全性も高いです。
使い方も人それぞれなので、この製品を選べば絶対事故が起きないとは言い切れないですが、あまり知られていないメーカーの安いポータブル電源は安全性が不安なものもありますので、有名メーカーのものの方が安心できるかなと思います。
保証・サポート
- 24カ月間の長期保証
- カスタマーサポートの充実(メールでの質問に1営業日以内に返信)
私自身、別メーカーのポータブル電源を使っていたことがあるのですが、1年経たないうちに充電ができなくなってしまう事象がおきました。
購入したショップは、その製品の公式ではなく正規取扱店舗でしたが、ショップに問い合わせをし、交換品を送ると返信があったのにも関わらず、結局送られてくることはありませんでした。(このあたりの経緯はまた別で詳しくご紹介したいと思います。)
私の購入したショップが酷かっただけで、他のショップではこういったことはないと信じていますが、やはり、メーカーの保証があり公式のショップに問い合わせできる仕組みがあるのは、いざと言うときに間違いなく安心できます。
モバイルバッテリーではなくポータブル電源を選ぶメリット
スマホやPCなどの充電用にモバイルバッテリーをお持ちの方も多いんじゃないかと思います。
では、モバイルバッテリーではなく、ポータブル電源を選ぶメリットってなんでしょう。
- 容量が大きい、定格出力が大きい
- 複数の出力ポートがついている(AC100Vコンセントの機器も使える)
- ソーラーパネルでソーラー充電が可能な機種が多い
- パススルー(充電しながら電気が使える)ができる機種がある
いくつか書いてみましたが、やはりポータブル電源のメリットは、複数の電源が取れることかなと思います。
その中で、やはりAC100Vのコンセントが使えるのが一番でしょうか。やはりUSBだけで動かせる家電は限られてるので、ポータブル電源の恩恵を受けられると思います。
また、ソーラーパネルで充電できるのも、ポータブル電源のメリットです。一部のポータブルバッテリーは充電できるものもありますが、ソーラーで充電した大容量の電力を保管しておけるのは大きなメリットですね。
Jackery ポータブル電源 240 をおすすめできない人
Jackery ポータブル電源 240 を買って、失敗したー!とならないために、あまりおすすめできない人の例をいくつかあります。当てはまる場合は、別のポータブル電源も検討してみると、ベストな製品が見つかると思います!
Jackery ポータブル電源 240 は約200Whの容量しかありません。
電気はほぼ使わない。という人であればいいのですが、結局あれこれと使いたい家電が増えてくるので結局長期間では足りなります。
旅の途中で充電ができる環境がないと、2日目にはほぼ残量なしという状況にもなるかも。
電子レンジや電気ポット、エアコンなどは動かないです。
もっと定格出力の大きいポータブル電源が必要です。
炊飯器くらいなら300Wくらいなので、ギリギリ使えるかも。
Jackery ポータブル電源 240と400の違い
それぞれのポータブル電源に内蔵しているリチウムイオン電池は同様です。また、入力(充電)ポート、定格出力、最大瞬間出力、安全性など、ほとんどの部分で240と400で違いはありません。
一方で、使用できる容量は240が241.9Whに対し400が403Whで約1.6倍、重量は240が3.1kgに対し400は4.1kg約1.4倍になります。容量が大きくなる分、機器もひとまわり大きくなることになります。
ちなみに、Jackery ポータブル電源 240の価格が2021年1月に改定されたことで、この記事の記載時点で400は2倍以上の価格差になっています。よって、240のほうがコスパが良い状況です。
Jackery ポータブル電源 240のセール情報
Jackery ポータブル電源を安く手に入れられる可能性のあるセール情報です。
毎年いろんな時期に行われていますので、安く手に入れるチャンスはたくさんあります。公式オンラインショップ、Amazon、楽天の情報をまとめています。
公式オンラインショップ
公式オンラインショップでは、数十%Offのセールをよく実施しています。
この記事時点で、2022年3月14日(月)から3月17日(木)の間でSpring Saleが開催されるようで、最大25%Offになるので安く手に入れるチャンスだと思います。
Amazon・楽天
Amazonや楽天でもJackery製品が販売されています。どちらも毎年セールが開催されますが、Jackery製品も対象になることが多いです。
これまでの経緯から、Amazonの場合は7月のプライムデー、11月のブラックフライデーではだいたいJackeryの製品はセール価格になると予想されます。これ以外にも、毎月のように開催されているタイムセール祭りでも出てくるかもしれません。
楽天の場合も、Jackery Japanのショップが出ていますので、楽天スーパーセールの時などに買えば、セール価格で手に入れることができます。